2011年07月11日 (月) | ダイアリー
春のおてんまイベント
今日は、高天ヶ原の女将さん有志の会である
やなぎらんの会のイベントです。
やなぎらんの会のイベントです。
年2回のイベントも、今回で9回目を迎えました。
前日が、生憎の大雨
今朝も今にも降りそうな天気です
大丈夫かな・・・
と思いつつ、元気にイベント会場へ
今回は、県内外からたくさんの方たちが参加してくださいました。
年齢も、一歳のお子さんからご年配の方まで幅広いです。
春のイベントは、信州大学教育学部准教授で志賀高原自然教育園施設長である
井田秀行先生の講習会とフィールドワークです
先ずは、スライドを使った講習です。
高天ヶ原の湿原について、初心者でもわかる講義をしてくださいます。
講習後は、高天ヶ原の湿原を実際歩きながらお話をしてくださいます。
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高天ヶ原湿原は、千曲川の支流の一つである雑魚川の源流で
スタート地点になます。
せせらぎの遊歩道には岩魚の原種が泳いでいます。
雑魚川のイワナは禁漁区もあり
保護種のため、解禁期間外の密猟は罰せられます。
今はハクサンチドリやコバイケイソウが綺麗です、
チドリのアルピノ種がありました、
アルピノは同じところにしか生えないそうです
まるで白髪のようです・・・
水芭蕉は種になって葉も大きくなっています、
この姿がキャベツに似ていることからスカンクキャベジと言われています。
紀子様の御印である檜扇文目が群生しています
花の模様は、虫が止まりやすいように滑走路の役目をしています。
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フィールドワークでお腹がすいたところで
お昼です
皆さん旬の竹の子汁をはじめ、オニギリ、こねつけなど郷土料理に舌鼓
お腹が一杯になったところで、葦紙を使ったランプシェード作りです
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信州大学の生徒さんに、まず作り方の説明をしてもらい
作成です
皆さん、子供の頃に戻って図工の授業気分
先生も一緒に作って下さいました